「CVSの言い訳」と途方にくれるユーザー
あるオープンソースアプリケーションの短所を(正当に)批判すると、「それは間違いだ。その機能は4週間前にCVSで修正されている」と反論する人がいるのだ。
開発している立場からすると、気持ちは分かりますね。
ただ、利用ユーザーからすると
さらに、正確な数字は分からないにしても、わたしの考えではかなりの数のLinuxユーザーが、ディストリビューターから提供されたバージョンのアプリケーションをそのままずっと使用していると思われる。リリースサイクルの比較的短いディストリビューターであっても、提供されているアプリケーションのバージョンは、最新版よりも1リリース分から数リリース分遅れている(テストや統合が必要なため)。従って、「4週間前にCVSで修正」されたものでも大衆市場に出回るのは1年後ということになる。