Web は 2.0 で人工知能化する

メタデータ化が進むと、あたかもWebが人工知能化したように見える。検索する本人が、返ってきた答えを見て、当初期待していない、驚くような、そして、正しい結果がでることがあるからだ。このような振る舞いをセマンティック Web と呼ぶ。

前から「Web2.0 != AJAX」であり「ユーザー参加」による「情報の双方向の繋がり」が重要だと思っていたが、今後「インターネットは一種の人工知能」と見なせるようになるかも知れない、ということか。確かに頭の中の情報はきっちりカテゴライズされているわけではなく、タグ付けのような緩い（そしてかなり曖昧な）関連づけがなされているだけな訳だし。

となると、人間で言う「記憶」のようにイベントが発生した「時間」みたいなものを切り口にしてカテゴライズするのもありかも知れない。といっても、何に役立つかは分からないけど。