Do You PHP はてブロ

Do You PHPはてなからはてブロに移動しました

社内blog

Web は開けた空間。要するにみんなの前で立ち話をしているのと同じなのだ。この立ち話状態、あるいは広い座敷でみんなで飲んでる状態はつまり誰でもその話に割り込める状態なわけで、これはとても面白い状況と言える。

      :

私が酒場のヨタ話という言葉にこだわるのは、「自由闊達な議論」というものをイメージしていると言い換えると分かってもらいやすいかもしれない。 official と unofficial の狭間というか、そういう場をイメージしているのだ。エモーショナルな問題意識を言語化するためにはこの中間的な場がとても大事なのではないか。

これ、すごくしっくりくる内容ですね。自分のblogに対する感覚も「酒場のヨタ話」的なものです。やっぱり、「情報な双方向性」がblogの一番良いところだと思います。まあ、見ず知らずの人と議論するのに抵抗があるかも知れませんが、逆に「見ず知らずの人」だから意見を言いやすい、というのもあるかと思います。

で、そういった特性を持つ「blog」を社内で(おまけにトップダウンで)やると、どうなのか?

運用側(管理層)と参加者(社員層)は顔見知り(ひょっとすると隣の席かも)です。イヤな言い方ですが「上下関係」もあります。そういった環境でも「自由闊達な議論」を行える雰囲気なら良いんですが、参加者(特に若い衆)が萎縮してしてコメントすら書かないと、ただの「社内通達用掲示板」にしかならないんですよね。運用側に近い(親しい)人はそれなりに発言して、「ヨタ話」もするんでしょうが。。。

あちこちで社内blogに関する記事を読みますが、うまくできてるところって、元々そういった誰でも意見できる雰囲気を持ってるんじゃないかなぁ、と思います。そういう雰囲気を持つ会社になってくれ〜。