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Motorola Moto 360を買った

すでに1ヶ月前になりますが、MotorolaのMoto 360を購入しました。

注文から届くまで

購入先はネットのコンビニAmazon.comです。「.co.jp」ではなく「.com」ですが、日本への発送も対応しています。
Motorola Moto 360 - Light Metal, 23mm, Smart Watch

値段は本体+送料+税で256.29USD(31,983円)。
バンドは23mmのメタルバンド(Light Metal)を選択。レザーバンドは昔夏場にひどく肌が荒れたことがあって、それ以来敬遠しています。また、18mmバンドではなくなぜ23mmにしたか?なんですが、18mmバンドと比較して注文時点で60USDも値段に差があるとさすがに厳しいです(汗)

注文から到着までの流れですが、

  • 注文:2015/04/14
  • 発送:2015/04/15
  • 到着:2015/04/18

と言った具合で、思ったよりも全然早く到着しました。ただし、発送先の氏名が何故かメールアドレスになってしまっていたため、入管で1〜2日ほど止まっていたっぽいです(泣)
で、荷物はこんな感じ。Amazon.comダンボールに入って到着。

化粧箱はこんな感じです。

到着が揃うよう、保護フィルムとQi充電パッドも別途注文しておきました。

開封の儀

開封の儀は。。。写真を撮ってあったんですが見つからないのでこちらを参照してください;-)
Moto360日本購入レビュー。初期設定方法やバッテリーの持ちなどの使用感。

保護フィルムの貼り付け

ディスプレイ面が割れるとどうしようもないので、とりあえず高硬度のガラスフィルムを選択しました。

0.3mmとは言うものの、思ったよりも厚みがありました。まあ、Moto 360自体が思ったより厚みがあるので誤差範囲でしょう。貼り付けはスマートフォンと同様ですが、フィルムが円形なので位置合わせはそこまで難しくなかったです。

Moto 360のセットアップ

セットアップについても先ほどのサイトに詳しく書いてありますが、ハマる点としては

  • Android端末側にAndroidWearアプリをインストールする必要がある
  • ペアリング完了後の処理に結構時間がかかるので、充電してからセットアップした方が良いかも(20〜30%ぐらいしか電池残量がなかった)

の2点です。

OSのアップデート

セットアップが終わったら、OSを最新版に更新。つい先日Android Wear 5.1.1へのアップデートが始まりましたが購入当時では5.0.2がリリースされていました。
アップデートは、Moto 360側のメニューの

設定→端末情報→システムアップデート

から行います。アップデート後のソフトウェアバージョンが更新されていれば成功です。

で、通常はあまりないとは思いますが、Adblock Plus for Android等の広告フィルタやAndroid Firewallなどのiptables系アプリををAndroid端末にインストールしている場合、アップデートファイルをダウンロードできない場合があります(というか、ハマった)ので、ダウンロードできない場合は

$ adb logcat

などでAndroid端末のログを確認してみてください。

開発者向けオプションメニューの有効化

Android端末をそれなりに使ってる人にはピンと来ると思いますが、Android Wearにも開発者向けオプションメニューがあり、有効にするとBluetooth経由でのadbデバッグなどが可能になります。
有効化する手順もAndroid端末と同様、端末情報メニューにある「ビルド番号」を連続タップするというものです。

メタルバンドの長さ調整

メタルバンドの長さですが、個人的には若干長めだったので、ヨドバシアキバの3Fにある時計修理コーナーでやってもらいました。所要時間は約10分で500円程度でした。一瞬、工具を買って自分でやろうかと思ったんですが、頻繁に調整するものでもないし素直に時計屋さんでやってもらった方が良いと思います。

インストールしているWearアプリ

あちこちで紹介されているものから個人的な好みまで、有料・無料問わずいくつか入れてあります。

  • Wear Mini Launcher
    • スワイプするとアプリドロワーを表示するアプリ。何でこの機能が標準でないのか不明なぐらい必須アプリ。Android Wear 5.1.1から機能的に追加されるらしい。また、Androidのクイック設定パネルのようにWi-FiテザリングのON/OFF、ボリューム調整などのメニューもある。
  • Slumber for Android Wear
    • 必須アプリ。充電中にスクリーンをオフにするアプリ。Moto 360は充電中にスクリーンオフにならず、これによるディスプレイの焼き付きが問題となっている(いた?)模様。対策としてScreen Off Wearがよく紹介されているが、現時点でGooglePlayでは公開されていないためこちらで代用。機能的には必要十分。
  • Feel The Wear
    • 必須アプリ。Moto 360のバイブレーションは結構弱くて、設定を変更できるアプリがないか物色していたところで見つけたアプリ。振動パターンは有料版だとカスタマイズ可能(無料版は7種類のプリセットから選択)で、アプリごとにパターンを変更したり設定を適用しない曜日や時間帯も設定できる。
  • Wear Battery Stats
    • Android Wearのバッテリー残量を表示するアプリ。Android端末側だけではなく、Android Wear側でもグラフを表示できる。確認したところ、だいたい1時間あたり3〜6%ぐらいのバッテリー消費ペースなので、通常なら朝から夜まではバッテリーが保つ計算。ただし、Moto 360側で設定変更などをガシガシやっているとあっという間にバッテリーがなくなるので、予備のQi充電器を職場に用意するなどの対策は必要。

今のWatch Face

Watch Face - Minimal & Elegantを使ってます。

時間ごとに背景のグラデーションを変更できるのと、Little Worldsというちょっとした画像を表示できディスプレイ下のデッドスペースをうまく目立たなくさせられるのがポイント。アナログ時計じゃないので視認性はあまり良くないですが、かなりシンプルで個人的には好みです。

1ヶ月使ってみてどうだったか?

主に平日に朝から晩まで付けてみた感想です。

  • メタルバンドはいい感じのズッシリ感。今では、これぐらい太めのメタルバンドでも意外と良いんじゃないか?という感じ。
  • セットアップ後に操作チュートリアルがあるんだけど、あれだけで操作を覚えられる人いるのかな?最初は結構「あれ?あれれ?」な感じで操作してましたが、だいたいがタップ/ロングタップ/上下左右へのスワイプのどれかなので「あとは身体で覚えろ」的な感じがする。
  • 携帯を見なくても、手元で通知が判る&内容を確認できるのは非常に良い
  • 音声による操作は意外と認識精度が高くて便利。ただし、「腕時計に向かっていきなり話しかける」というシチュエーションは日本人にとってはハードルが高い(と思う)。
  • 手元でAndroid端末の操作(テザリングとか)ができるアプリはインストールしておくと良い
  • Watch Faceを自分好みに変更できるが、種類がホントに多すぎて迷う
  • アプリによっては通知が鬱陶しいほど来るので、通知ブロックをうまく使う必要がある
  • Bluetoothの接続距離が思ったより狭いので、Android端末との接続が意外と切れる
  • Fitness機能はあまり意識してません。たまに心拍数を計るぐらいかなぁ。。。

まとめ

Android系ガジェット」ということで遅ればせながら飛びついてみた感満載なわけですが、個人的には買って損はなかったかな?と思います。
ガジェットっぽくないデザインも良いし、当初予想していた通り通知機能に関しては非常に便利です。ただ、単なる「通知専用ガジェット」ならコストパフォーマンスが見合わないですかね。また、今のところAndroid端末との連携がほぼ前提になっているので、Android Wear側からAndroid側を操作できるといろいろと助かる場面が増える感じはしますが、これらもキラーアプリ/コンテンツにはなり得ないような気がします。
まあ、ここでウダウダ書かなくても皆さん何か別の「圧倒的に便利なこと」を模索してるんだろうし、これからどうなっていくかを焦らず見て行きましょうかね。何かアイデアを思いついたらWearアプリも作ってみたいし:-)
あ、あとAndroid Wear 5.1.1には期待してますよ!(が、まだ降って来てない)